チームVCの戦略

※固定で、チームを組んだ経験/VCを用いた経験、はありません。即席で数回の経験となります。本記事は、経営理論を用いて導出した戦略となります。そのため、実体験を重視する方には合わない可能性がある事を承知された上でお読みくださいませ。

 私の問題提起とするところは、VCを用いていながら弱い(勝率が低い)、という層が一定数存在するということである。数回のVCしか経てはいないが、自身の保有する理論と照らし合わせると、原因程度は見えてきたので解説しようと思う。あくまでも、こうすると上手くいかないだろう、というのがメインのテーマである。こうすると上手くいく、というものは経験がないので分からない。是非、読者諸君らに回答してほしい。

目次

前提情報

行動原理

 これは、ポケモンユナイト、をする上で、どのようなプロセスで行動が行われているのか、ということである。私は、以下の順であると考えている。

STEP
入力

情報を入力すること。つまり、状況/戦況に関する情報を取得することである。

STEP
解析

情報を処理すること。つまり、取得した情報を分析して、どのような行動が良いが判断する。

STEP
出力

情報を出力すること。つまり、判断した結果の情報を具体的な行動で出力する。

 それぞれのSTEPに対してVCをどのように活用していくのかが重要である。

STEP1:入力

 これは、先にも記述した通り情報の入力・取得である。例えば、レーンの状況やキル/デスに関する情報、である。ソロでも視点移動によって限定的に情報を取得することは可能だが、VCであればチームメンバーから情報の伝達を期待することができる。

STEP2:解析

 これは、先にも記述した通り情報の処理・判断である。例えば、オブジェクトが上下に出現した際、どちらに、どれくらいの人数で寄るか、などである。ソロであれば、全ての判断を個人が行い、味方との連携が共通認識に委ねられることになる。しかし、VCであれば、合議による複数人での判断が可能になるのである。
 ただし、これは組織のタイプによるので、一概には言えない。独裁的な強者が決定権を持つのであれば、4人のメンバーは情報の取得・伝達に注力し、一人の判断によって、行動が決定されることになるだろう。意思決定者が一人のため、統制をとることが最も容易である。一方で、メンバー全員が決定権を持つのであれば、それぞれが状況に応じた判断をし、必要に応じて他のメンバーとの連携をVCによって可能にするだろう。

STEP3:出力

 これは、先にも記述した通り情報の出力・実践である。実際に具体的な行動を実践する。

失敗要因

 まず、なぜVCが失敗するのか、を解説していく。上記のステップを認識し、効果的にVCが用いられていることは、実際のところ少ないと考えている。

ケース1:情報共有がない

 ステップ1に相当する失敗要因である。何かしらの状況を分析した結果の判断として行動が選択されるのだから、できるだけ多くの必要な情報を取集することが望ましい。当然、自己都合の情報を一方的に伝えるのはNG。状況理解が目的であって、個人の意見を押し通すための根拠としての情報は恣意的で役に立たない可能性がある。

ケース2:指示厨

 ステップ2に相当する失敗要因である。状況判断は何のためにするのか、というと、特定の個人の欲求を満たすためではない。試合に勝利するためである。指示厨とは、簡潔に言えば、一方的に命令する人のこと、である。当然に状況に応じて、それからの行動を判断する人は必要である。しかし、指示厨に対しては合意がないのでメンバーが従わない、そもそも自身の活躍に重きを置いた命令のため勝利に貢献しない、などの問題がある。

ケース3:自信過剰(実力不足)

 ステップ3に相当する失敗要因である。ポイントは、できない事をできる、という人たちである。確かに、実力不足で上手くいかない、ということはあるのかもしれない。ここで重要なのは、目標や達成予定であったものと実際の差分である。

VC戦略

合意形成を前提

準備中

行動原理に準拠

準備中

おわりに

準備中

 

 

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