「スコア管理」という視座

目次

はじめに

 基本的には、集団戦と同じ、と印象を持っているかも知れないが、ラストスパートはやや特殊である。一層、オブジェクトを中心とした試合展開になる。本記事では、そうしたラストスパートについて、独自のパターンの下、勝利パターンを紹介していく。

重点情報

 ゴールの意味について以下で確認していく。

勝敗条件

オブジェクト戦の回復

ポイント差と経験値差

参考記事

実践計画

方針

1. 試合環境を感知

2. 既存情報と結合

3. 個別戦術を策定

目標

あらゆる指標が同等の状態で
ラストスパートを迎え
ラストスパートで勝敗を決定させる

※「変数の最小化」と「操作資本(リソース)の集中化」

参考記事

概観
施策

戦略

双方の上下1stを壊した上で
同程度のポイント数でラストスパートに突入

双方の上下1stを破壊

同程度のポイント数

オブジェクト戦の回復

 オブジェクトの出現位置とゴールの位置は離れているものの、それを中心とする集団戦においては、非常に大きな2つの回復効果を持つ。
 一つは、ゴール上での回復効果である。操作ポケモンを自陣のゴール上へ配置することで、回復効果を得ることができる。
 もう一つは、オボンの実による回復である。1stゴールと同時に出現するオボンの実はHPを1500回復する。チームによる取得制限はないので、残っている側のチームが取得しやすいものの、相手チームのポケモンに取得されるリスクもある。

ポイント差と経験値差

 ポイントゴールは、勝敗条件に係るポイント数を獲得する行為であると同時に、経験値を獲得する行為である。
 レベルの絶対評価として、ステータスの上昇とスキルのアップグレードを上げることができる。経験値を獲得することで試合の水準が上昇するのである。
 レベルの相対評価として、ステータスやスキル効果に生じる差によって、ファイト時に優劣が生じてしまうのである。
 ポケモンユナイトでは、ラストスパートのオブジェクト戦での逆転が期待できるため、そこに優劣のない状態で臨める状態にしておくのが良い。
 

戦術

準備中

環境対応

容易

 ゴールに関する難易度が易化である場合、ゴールが中心になるだろう。ゴールが易しいのであれば、無理にでもゴールを狙うようになりゴール機会は増加する。また、エナジー保有量は平均的に減少するだろう。
 ゴール中心の戦略として、細かくゴールしたり、タイミングを測って大量得点をゴールするなど、積極的なゴールによって優位になる戦略が基本になるのではないか。この場合は、ロトムやサンダーに頼らずともゴールが可能であるため、そうしたオブジェクトの重要度は相対的に減少する。しかし、相手に奪取されて良いわけではないので、注意が必要だ。特にサンダー戦終了後の攻防戦においても大きく影響があり、勝敗が十二分に入れ替わると考えられる。

困難

 ゴールに関する難易度が困難である場合、ファイトが中心になるだろう。ゴールが難しいのであれば、無理にゴールを狙うことはなくなりゴール機会は減少する。また、エナジー保有量は平均的に増加するだろう。
 ファイト中心の戦略として、オブジェクトを利用しながゴールしていくことが基本となるのではないだろうか。この場合は、ロトムやサンダーに頼らなければゴールが困難になるため、そうしたオブジェクトの重要度は相対的に増加する。ゴールを守り、ポイントの均衡を保ちながら、サンダー戦でゴールを決めていくことが基本になりそうだ。また、ゴールでの経験値獲得も同時に困難であり、相手ポケモンの撃破は経験値獲得難易度としては比較的高い。であれば、野生ポケモン中心の経験値獲得となり、結果、両者の経験値差(レベル差)を決定づける要因として、ゴールのポイントは十分に考えられる。

おわりに

準備中

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